2001-03-22 第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
これで、オルブライト国務長官、シャーマン北朝鮮政策調整官が既に更迭をされておりますので、前クリントン政権下の北朝鮮政策チームは一掃されたことになります。新たな体制を立て直して、ブッシュ大統領は北朝鮮問題に対応しようとしている。 この二十六日の高官協議について、外務大臣、我が国はどのような姿勢で臨まれるおつもりでしょうか。
これで、オルブライト国務長官、シャーマン北朝鮮政策調整官が既に更迭をされておりますので、前クリントン政権下の北朝鮮政策チームは一掃されたことになります。新たな体制を立て直して、ブッシュ大統領は北朝鮮問題に対応しようとしている。 この二十六日の高官協議について、外務大臣、我が国はどのような姿勢で臨まれるおつもりでしょうか。
○国務大臣(瓦力君) ペリー前国防長官が昨年十一月に北朝鮮政策調整官に任命されたわけでございますが、いわゆるペリー報告が本年十月に公表された。この報告書においては、包括的統合されたアプローチ、実質的には日米韓が緊密に協議して共同でつくり上げたものでございます。
この十月十三日、ウィリアム・ペリー・アメリカ北朝鮮政策調整官の報告書が公表されましたが、総理はこれをどう受けとめておられますか。 また、十月二十三日に韓国済州島で行われた日韓閣僚懇談会や、これに先立つ総理と金鍾泌首相との会談で何が話し合われたのでしょうか。このたびのチャーター便運航停止の解除と関係があるのでしょうか。
もう一点、さきのテポドン問題、ミサイル問題とも関連していると思うのですが、日朝関係でお尋ねしておきたいことは、米国のペリー前国防長官、いわゆる北朝鮮政策調整官の政策見直し報告ですが、これが当初予定されたことより相当おくれておるやに思います。
○国務大臣(高村正彦君) 韓国は、確固たる安保体制を敷きつつ、北朝鮮との間で和解と協力を積極的に進める包容政策と呼ばれる政策をとっておりまして、また米国は、ペリー北朝鮮政策調整官のもと、核やミサイルなどの安全保障問題及び拉致問題などの人道問題を含む包括的でかつ日米韓の協調により統合されたアプローチを検討中であります。
○国務大臣(高村正彦君) 米国のペリー北朝鮮政策調整官でありますが、実現可能な対北朝鮮政策の選択肢として、核やミサイル問題等の安全保障問題、それから拉致問題等の人道問題を含む包括的で、そして日米韓三カ国が協調によって統合されたアプローチを検討中であるというふうに承知をしておりますし、このような内容は我が国の立場を十分踏まえたものでありますので、我が国政府はこれを支持しているわけであります。
また、近々の現状をつけ加えますと、五月二十九日、ウィリアム・ペリー米国北朝鮮政策調整官はソウルでの日韓両政府高官協議終了後に記者会見をし、北朝鮮高官に対して日米韓三国の懸念をはっきりと伝えたことを明らかにしました。さらにペリー氏は、包括的アプローチを持ち出す対北朝鮮政策見直し報告について数週間以内にクリントン大統領に行うと発表しました。
あのときに我々日本ではのほほんとしておりましたけれども、実際に私たち後で驚いたことは、今のペリー北朝鮮政策調整官、当時国防長官ですが、この方がやめられて、一昨年八月でしたか韓国で講演をされた際に、もう一時間カーター元大統領の電話がなかったら歴史が変わっていただろうというようなことを言っておりました。
北朝鮮は、最近一カ月の間に、ペリー米国北朝鮮政策調整官の訪朝、金永南最高人民会議常任委員長の訪中、南北次官級当局会談の開催についての韓国との合意等、国際社会への関与を増大してきていますが、そのような動きは基本的に好ましいと考えております。
○高村国務大臣 ペリー北朝鮮政策調整官が検討をしている包括的かつ統合されたアプローチは、実現可能な対北朝鮮政策の選択肢として、核やミサイル問題等の安全保障問題及び拉致問題等の人道問題を含む包括的なものであり、かつ、日米韓三国の協調により統合されたアプローチであると承知をしております。 このような内容は我が国の立場を十分踏まえたものでありますので、我が国政府はこれを支持しているわけでございます。
米国のペリー北朝鮮政策調整官が検討を進めている包括的かつ統合されたアプローチの具体的な内容というのはどういうものが含まれているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○高村国務大臣 ペリー北朝鮮政策調整官は、今般の訪朝において、合意された枠組みを含む既存の米朝間の関係を維持することを確認するとともに、同調整官が検討中の包括的統合されたアプローチの基本的な方向性を説明したものと承知をしております。 この中には、日本が特に関心のあるミサイルとか拉致の問題、そういったことも含まれていたと承知をしております。
ペリー北朝鮮政策調整官は、今般の訪朝において、合意された枠組みを含む既存の米朝間の関係を維持することを双方が確認するとともに、同調整官が検討中の包括的かつ統合されたアプローチの基本的な方向性を説明したものと承知をしております。
○国務大臣(高村正彦君) ペリー北朝鮮政策調整官は、北朝鮮訪問に先立ち、昨日我が国にお越しになり会談したわけでありますが、私から、我が国として包括的かつ統合されたアプローチへの支持を再度表明したのに対し、先方から、今後とも日韓米の緊密な連絡、協力を図っていきたい旨の発言があったわけでございます。
北朝鮮政策に関しましては、三月九日及び十日にペリー北朝鮮政策調整官が訪日し、総理、官房長官、防衛庁長官、そして私とそれぞれ意見交換を行ったほか、四月二十三日から二十五日にかけてホノルルにおいて韓国を交えてペリー調整官らと協議を行っております。このほかにも、日米間で幅広い事項につき、さまざまなレベルで頻繁に協議を行っているところでございます。意思の疎通は相当図られていると思っております。
一昨日報道されておりましたが、北朝鮮問題に対して、北朝鮮政策調整官ペリー前国防長官は、二十三日ごろ、北朝鮮と協議する前に日米韓の間で協議を持ちたいということをおっしゃっておられます。いわゆるペリー勧告の示す方向は、第一は北朝鮮を説得する関与政策の継続だと理解しております。 最近、アメリカのハスタート下院議長、アーミー共和党下院院内総務連名の書簡がペリー氏に送られております。
○国務大臣(高村正彦君) 米国のペリー北朝鮮政策調整官を中心に行われている対北朝鮮政策の見直しにつきましては、北朝鮮の核やミサイルその他の問題等に対処する包括的かつ日米韓三国が協力して対処することを念頭に置いた総合的なアプローチを検討しているものと承知をしております。
先般のペリー北朝鮮政策調整官による政策見直しの現状についての説明を踏まえつつ、対北朝鮮政策につき忌憚のない意見を交換いたしたいと考えております。 この米朝会談の内容につきましては、外務大臣から御説明を申し上げます。
○国務大臣(野呂田芳成君) ただいまの委員の御質問は、先般、米議会の有力議員がペリー北朝鮮政策調整官に対して日米韓三国の共同機構を設立して弾道ミサイル防衛の共同研究、開発、配備等を推進するよう提言したという報道が一部にありましたが、そういうことを踏まえた御発言かなと推察されますが、この前提で申し上げるとすれば、政府としては報道にあるような提言について具体的内容を一切承知しておりません。
○森山裕君 初めに、ウィリアム・ペリー北朝鮮政策調整官の来日に関連して伺います。 ペリー氏は、御承知のとおり、国防長官として活躍された方であります。一たん国防長官を退きスタンフォード大学で研究生活を送っていたペリー氏を、昨年十一月にクリントン大統領は現在のポストに任命されました。
○国務大臣(高村正彦君) 昨年十一月、米国政府はペリー前国防長官を北朝鮮政策調整官に任命し、以来、同調整官が米国の対北朝鮮政策を見直す作業を行ってきているわけでありますが、これは一つには議会との関係もあると思います。また、米国の政府及び議会のいずれもが北朝鮮をめぐる問題を大変重視していることのあらわれである、こう認識しております。
私は、北朝鮮問題につきましては、先日訪日をいたしましたペリー北朝鮮政策調整官と意見交換を行い、また、近く韓国を訪問し、金大中大統領ともこの問題につきまして話し合いたいと思っております。 政府といたしましては、今後とも、米国及び韓国と緊密に連携しつつ、ミサイルや核施設疑惑に関する北朝鮮をめぐる国際的な懸念の解消や、日朝間の懸案の解決に努めてまいりたいと思います。
○高村国務大臣 現在、ペリー北朝鮮政策調整官は、米国の対北朝鮮政策の見直し作業を行っているところでありまして、今後、見直しを完了させる前に、我が国や韓国と緊密に協議することにより、日韓米全体としての政策調整を図ることになります。